サイバーフォーミュラカラーシリーズ第2弾はOVAシリーズから主人公、風見ハヤトが乗る「スーパーアスラーダ AKF-11」、「ν-アスラーダ AKF-0」のカラーが登場です。

これまでのシリーズ同様に設定資料から忠実に再現した、アニメの世界を模型に反映できる塗料です。




νアスラーダを専用塗料サイバーフォーミュラカラーシリーズを使い、純正色と私のアレンジ塗装の2種類制作いたしました。

アスラーダカラー使用純正色では、アニメに使われたセルの色を忠実に再現しており、やや緑がかったホワイトで今までの白だと感じていた車体色とはまた違う、少し衝撃的な新しい印象をもつカラーに仕上がりました。
(小話になりますがブルーレイボックスのパッケージ背表紙に描かれているνアスラーダがこの作例の色味と同じですね。)

オリジナルアレンジでの塗装では、サイバーフォーミュラカラーをベースに自分なりのイメージで制作しています。

各々車体に対するイメージがあると思います。
νアスラーダの車体はF1ではなく耐久レースを走るプロトタイプカーというのが個人的には強く、今回はそれを目標に塗装をしています。

車体の色についてですが、本体はより白に近くするためEx-01 EXホワイトを混ぜ合わせ、ブルーはベースカラーのブルーにGP-05ウルトラマリンブルー、037純色バイオレットを加えイラストやゲームなどで見ることのあるやや紫がかった濃い青のイメージと現実のWEC参戦車両TS030をイメージさせる白青に仕上げました。

車体の光沢表現を行うために今回はコーテイングでウレタンクリアーを使用しました。
塗装方法や洗うのが特殊で、扱いが難しそうに思え、意外とみなさま使わないウレタン塗料ですが、今回はイージーペインターで塗装しております。
単純にエア圧が偶然、ウレタン塗料に適しているように感じるのと2液硬化のためエアブラシをしっかり洗う必要が無く、付属のスペアボトルはツールウォッシュですすぐだけで洗えるので愛用しています。

ウレタン塗料や塗装環境によりますが、取説通りの混合比にて塗装可能です(若干希釈が必要な場合も)。
イージーペインターの特性上ミストも細かく範囲もそれなりに塗布されるため0・5~0・7くらいのハンドピースで塗装しているような感覚になるのでおすすめです。

モノコックやアームにカーボン表現なども多用し、現代の実車感も出していますがアニメに出てくる車体の表現としては、賛否が分かれるかもしれません。
あくまでもアスラーダはアニメの中の車体なので「正解」はどの色なのか個人の感じ方によって無限大にあります。
しかしセル画の色、「答え」がサイバーフォミュラカラーで初めて再現できます。
本当のνアスラーダを、アニメの中の車体を一度再現してみてはいかかでしょうか。








宮城県出身

プラモデル&ツールカタログ(マガジン大地)
海上自衛隊モデル大全(NEKO MOOK)
航空自衛隊モデル大全(NEKO MOOK) など

模型はカーモデル、特に赤い跳ね馬のレーシングカーなどが好み
模型製作としては雑食で、航空機、艦船、フィギュア、キャラクター物などなんでもかじります。
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