「ガイアカラー専用プラモデル」という異色ロボット
2004年の創業以来、ガイアノーツは小回りの効く利点を活かして独自のカラーラインナップや関連ツールを発売するなど、よりモデラー側に寄り添ってきた自負があります。
しかしこれまで発売してこなかったものがあります。それが「プラモデル」です。
「模型塗料メーカーなのにそれを塗るプラモデルは売っていない」これは長年抱えてきたジレンマです。
そこで会社創立20周年を機に開発したのが、ガイアノーツオリジナルデザインのプラモデル「ペイント・ギア」です。
さまざまなデザインの経緯を経て、最終的にこのような一見コミカルにも見えるロボットが誕生しました。じつは各所に直線、曲線、それに細やかなディテールを盛り込み「ガイアカラーで塗装した際に、どのように映えるかを確認できる模型」という裏テーマも盛り込まれています。逆にいうと「このガイアカラーはどんな発色をするのだろう?」と思った際にはこの「ペイント・ギア」に塗装することでその発色が確かめられるわけです。もちろん単純に模型としての「組み上げる楽しさ」も充分に盛り込んだ内容になっています。
ぜひ気軽に組み上げ、そしてガイアカラーで塗装してみてください。
おもしろさは保証します。
21世紀も折り返しを迎えた頃、人類の探究心はより過酷な環境へと進んでいた。火星探索、深海、地中など、様々な場所の探索に専用の探索機が活躍していた。その過酷な環境で活動する探索機の外装の修理や塗装などを担っていたのが、ユニバーサル規格の採用でコスト削減、効率化、多様性を実現させた極限環境リモートギアシリーズ(extreme environments Remote gear series)、通称EXギアシリーズである。
これらは、探索機の内部、もしくは外部の司令室からのリモート操作とAIによって破損した部分の修理、メンテナンス、塗装**を行うギア(道具)だ。用途によって大きさも外見も様々なものが存在し、大まかに分類するとメンテナンス・ギア、リペア・ギア、ペイント・ギアがある。探索機外部からの修理、改修、改造など、それぞれ専門的な用途別に分類されるが、中には複数の機能を持つものも存在する。
ペイント・ギアはその名の通り、探索機が活動中にキズなどで塗装が剥がれた場合にリペイントするためのEXギアである。
ペイント・ギア【ガイアタイプ】は、ロボット工学の分野で日本をリードしているムーンスコア社が開発した、汎用性を重視した人型のペインティング・ギアで、極限環境下だけでなく高層ビルや水力発電のプロペラなどの塗装も可能になっている。塗料メーカーガイアノーツ社のプラモデル用塗料シリーズ「ガイアカラー」のフタのような形状のものが中央に配置されているが、これは交換型のバッテリーだ。ガイアノーツ社と共同で特殊塗料を開発した経緯から、ガイアカラーのフタの形そのものをバッテリーとして採用した。最新型で高効率大容量のフッ化物イオン電池バッテリーは、装着したまま充電もできるし、長時間の作業が続く場合は、バッテリーを交換することですぐに作業を再開できる。背面には内燃機関のようなエンジンが見えるが、これはダミーで、実際には100%EVである。遊び心で起動時には1.5リッターV6エンジンをイメージした音と振動を再現している。最初の設計では全長720mmだったが、用途に合わせて様々なサイズが存在する。実用性と親しみのある外見を両立させたことで、広く一般的にも知られるようになる。
ペイント・ギア[ガイアタイプ]キットについて
COLOR GUIDE
作例製作/ MUKO
※半光沢仕上げ
本体ダークブルー 061 ミッドナイト ブルー
本体ホワイト 071 ニュートラル
グレーI
本体ブルー 004 ウルトラブルー
オレンジライン 色025 橙黄
関節など 074 ニュートラル グレーIV ブルー
メカ部 125 スターブライト アイアン
バイザー部 121 スターブライト シルバー
+104 蛍光グリーン
スプレーガン本体 075 ニュートラル グレーV
スプレーガンカップ ・先端 121 スターブライト シルバー
インフォメーション
価格:¥5,500(税込)
発売日:2025年9月13日